2014年7月16日水曜日

超大型IPO「LINE」が2014年7月15日に東証への上場を申請したとの報道が流れ、終了間際にも係わらず関連銘柄に対して多数の個人投資家による買いが発生し大きく上昇して終了しました。

超大型IPO「LINE」が2014年7月15日に東証への上場を申請したとの報道が流れ、終了間際にも係わらず関連銘柄に対して多数の個人投資家による買いが発生し大きく上昇して終了しました。 LINEは、2014年現在最も多くの個人投資家たちの注目を集める大型IPO銘柄として有名ですが、このような大型IPO銘柄が新規に上場すると多々発生するのが関連銘柄に対する多数の買いになります。 なぜ業績に影響しないにも係わらずこのような現象が発生するのか考察してみると、大型IPOの関連情報が日本経済新聞や、経済番組を筆頭に次々に報道されることによって、関連銘柄に対して連鎖的にリンクしていくものと予想されます。 このように「連想ゲーム」のように個人投資家たちの多くの買いが発生する現象は大型IPOにとっての人気度を測る重要な 「バロメーター」となっているように思われます。 この関連銘柄に対する上昇が高ければ高いほど大型IPO銘柄自身の個人投資家たちに対する期待度の高さを伺いしることができます。 そんな話題の「LINE」なのですが、なぜこれほどまでの注目を集めているのかを疑問視している個人投資家達も少なからず存在しています。 しかし日本を筆頭に圧倒的なダウンロード数と多くのファンから熱い支持を集める「LINE」に匹敵するアプリは日本には存在しておらず、外資である「NHN」の完全子会社が開発しているにも係わらずその完成度の高さから圧倒的な支持を集めることになったのです。 このように「LINE」は、韓国で開発された「カカオトーク」を日本人向けへローカライズすることによって、これまで難攻不落とされていた日本市場において圧倒的なシェアを獲得することになったのです。 さらに「LINE」内では、「LINE」に登録されたアカウント情報で遊ぶことができる「LINE」ゲームが多数リリースされていて、「LINE」スタンプと共に収益の要となっており、売り上げも右肩上がりでの上昇を続けています。 そんな「LINE」ゲームの中で現在最も注目を集めているのが、エイチームになります。 エイチームは、「LINE」の親会社であるNHNとの間で共同出資による子会社を設立し、「LINE」ゲームの開発に乗り出したのです。 しかも現在「LINE」ゲームには、「LINE:ディズニー ツムツム」、「LINE Pokopang」、「LINE Rangers」、「LINE PLAY」に代表される多数のファンから支持を集める人気アプリがリリースされていて、これらのLINEゲームファンの期待に答える形で「エイチーム」が開発に加わることになります。 このような理由により、現在「エイチーム」は、多数の個人投資たちの支持だけでなく、多数のラインゲームファンの期待と支持を集めての大幅な株高になっているものと推測されます。 以上のような理由により、「LINE」は、個人投資家たちだけでなく、日本において5000万人以上を誇る「LINE」ファンの支持を集めてのIPOとなっているのです。